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有機米やNonGM作物の推奨を含む地球環境保全運動の先駆者の中村陽子さんと、有機農業の先駆者の澤登早苗さんの夢の対談!

有機米やNonGM作物の推奨を含む地球環境保全運動の先駆者の中村陽子さんと、有機農業の先駆者の澤登早苗さんの夢の対談!

ルモアン直美
ルモアン直美

1月に有機農業の先駆者である澤登早苗さんとお会いしたご縁から、有機米やNonGM作物の推奨を含む地球環境保全運動の先駆者である中村陽子さんと、有機の女性巨匠二人の夢の対談が、西荻窪のNPO法人メダカのがっこうで実現しました!

陽子さんからのお話は、全有協(全国有機農業推進協議会)主催のオーガニック学校給食フォーラムの、次のフォーラムへの提案が通りそうだという朗報でした。

また、提案の実現に向けて、研究者、ママ、栄養士、調理師、農家、有機農業技術指導者と同じ価値観を持つ方々がつながる必要があること、具体的な未来に向けた計画や連携についての話がありました。

澤登教授からは、それにつながる先の情報や可能性のシェアがありました。

そんな嬉しい話と大変美味しく体に優しい食事、美味しい自然派ワインナチュラルワインがあるという、最高のマリアージュの時間となりました。

メダカの学校の体に優しく美味しい料理

陽子さんが丁寧に作られた体に優しい有機食材を使った料理。その料理に、恵泉女学園大学の澤登教授がお持ちくださった、スグリやラズベリーといったフルーティでチャーミングなアロマを持つ、私のフランス人のナチュラルワインをつくるシリルと、ほぼ同じ製法の自然派ワイン。生産本数はなんとたったの293本という、なんとも貴重なキュヴェ「かおる」が彩りを添えてくれます。

先生が作られた完全無農薬栽培のぶどうのワイン

人の体を作り生理機能を調節する食べ物、そんな食べ物を作る自然を再生する農業の存在はとても重要です。お二人は有機農業や農産物を通じて、人と人の関係、コミュニケーション力、共感する心の育成といった、生命からの視点で人の心身を健康することのできる農業を熟知した女性たちでもあります。

その存在とつながりは、私たちにとって希望の光だと感じました。ナチュラルワイン造りで例えると、今回の会はまるでPied de cuve(種酵母)が樽に注がれたかのよう。

温かくポジティブなスターターの力を借りながら、共通する価値観を持ち活躍するみなさんとつながり、自分の力を信じて良い感じで発酵していくことができる。なんだかそう思うことができて、とても嬉しくワクワクしました。

また、帰りに少しだけフランス人の夫のシリルも参加でき、先生に紹介できたのも大変嬉しい出来事となりました。有機農業の明るい未来や子どもたちが守られる学校給食有機•無償化の推進が益々広がっていきますように。

澤登教授の育てたぶどう、フルーツグローアー澤登のワイン「かおる」

先生のお父様のお名前でもある「かおる」。お父様と育種家だったお兄様が、高温多湿の日本でのぶどうの完全無農薬栽培のために、約10年かけて病気に強い系統を選別しながら品種改良した固有のぶとう品種です。その「かおる」を、シリルのワインと同じように野生酵母を使って、無補糖、酸化防止剤無添加で仕込み、無濾過で瓶詰めした、ぶどうの生命力が楽しめる自然派ワインです。その哲学はルモアン東京と同じです

澤登早苗先生との出会いはこちら

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ルモアン直美

「みなさんそれぞれが多様な生き方を尊重して、健康に自分らしく生きられる世の中と自然環境に近づいてほしい」そんなシンプルなのになかなか出来ていない暮らしの実現に向けて、楽しくつながりながら行動しています。

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