三鷹の「農業」と「福祉」プラス「天文」の素敵なエッセンスではじまる「農福天連」の物語!食茶房むうぷで社会福祉士の実習をはじめて
先日の取材記事で、新たなチャレンジで農福連携のまちづくりの夢に向けて、「社会福祉士」の資格を取るために学校に通っていることをお知らせしました。
それから、またまたミラクルが起きましたッ!
社会福祉士は国家資格なので、福祉系大学を卒業してない私は、法律により180時間(約4週間)の実習を受けなければなりません…
その実習先で、なんと!!
新川にある「食茶房むうぷ」さんに行かせてもらえることになったんです^^
食茶房むうぷさんは、 障害者総合支援法に基づく「就労継続支援事業B型」の施設で、レストラン事業では、ホッとできる自然食の定食やお弁当を提供しています。そして、嬉しいことに既に三鷹の地産野菜を使っているんです^^
進めたい三鷹での農福(農業と福祉)連携!
私の実践アプローチとしての大きな一歩になりました^^
実習期間は、9/12~16、10/17~21、来年の2、3月は期間未定で、9月の最初の実習を終えました。
利用者さんと一緒にレストランの厨房作業をしましたが、限られた時間で作るお弁当準備や昼時にお客様が多いと、厨房はバタバタで大変です。ですが、そんな時でも雰囲気良いスタッフさんたちのスムーズな連携でサクサク作業が進んでいきます。
むうぷの職員さん、パートさん、利用者のみなさんは、実習生の私たちにとても優しくて親切にしてくださいます^^
そして、利用者さんはとても精神に障害をお持ちとは思えない方々!
自分が今までいかに偏った認識でいたかを優しいお声がけや雰囲気から感じています^^
そんな中に身を置かせていただき、教えてもらいながらお手伝いする作業は、なんだか心地よく、受け入れてもらえていることがとても嬉しいです^^
良くしていただいているのに、気が利かない私は、コーヒーカップを落として割ってしまったりもしてしまいました(^-^;
そしてなんと!
三鷹の農業と福祉の連携、プラス宇宙という素敵なエッセンスで、農福天連(農業•福祉•天文の連携)もはじまったんです!
まずは三鷹まちづくり総合研究所のまちづくり研究員の第一期生、二期生、社会福祉法人むうぷさん、ネット大元理事、同地域に住む女性編集者などが集まって、どんなつながりや広がりの可能性があるかなどを一緒に考えました。
みなさんそれぞれの論文テーマでもある、障がい者を持つ親として、太陽系ウォークのデザインや企画に携わってきた者として。また、日本の伝統芸能能や合気道などの動きから、母親やその子どものおかれている環境、もっと大きな地球環境からの視点、そしてそんな市民の思いや市の決定を行政の立場でソフト面・ハード面で支え形にしてきたことなど、一人ひとりの背景や思いなど聞くことができて、新しい発見のある時間にもなりました。
それを踏まえて、食茶房むうぷでランチ打合せをしました。
みんなで三鷹産の白ナス、しそ、大根などの野菜、削り節を手作業で行って作っただし汁のみそ汁、醤油やみりんなどの調味料も素材厳選のものがが使われた定食をいただきました。
化学調味料や安価な加工品の多い今の世の中で、このような無添加の食事ができるのは、体も心もとても幸せなことです^^
その後、施設長の栗山さんから施設のこと、もし施設が農地と関われたら市内の福祉や子ども食堂、高齢分野など色々な人が支える農園や養蜂などもいいな。など、またみなさんからは、自己紹介を含め、農福天連携ができたらどんな発信をしたいや可能性があるかなど、具体的な品やつながり先の可能性についても話ができました!
嬉しいことにむうぷさんでの次回の開催も10月に決まりました!
なにをやるにしても、場所があることは本当に強みになります。これから継続して発信していける場として、むうぷさんとこれから連携できるのは、本当に嬉しいことです^^
Writer
ルモアン直美
「みなさんそれぞれが多様な生き方を尊重して、健康に自分らしく生きられる世の中と自然環境に近づいてほしい」そんなシンプルなのになかなか出来ていない暮らしの実現に向けて、楽しくつながりながら行動しています。
MOREShere
「地域とともに「食」を通じて、だれもが“ただ人”としてつながり合える社会へ」
実習をさせていただいた、食茶房むうぷの施設長、栗山愛理さんのインタビュー記事もぜひご覧ください。
MORE