Event & Workshop
8月19日(金)〜5日(月)
※展示は26日まで
ワィエダ兄弟のワルリ画の世界「ANCIENT FOREST-太古の森」壁画公開制作 ワークショップ@ツォモリリ文庫
インド西部のジャングルに囲まれた村に暮らす先住民ワルリ族。神様を迎える儀式の際に描かれる線と丸と三角で構成されるワルリ画の描法で、「人類のはじまりの物語」や「シャーマニズムの風景」、「現代社会への考察」などを見事に表現してみせるワィエダ兄弟の作品展示、壁画公開制作、ワークショップが仙川の「ツォモリリ文庫」で開催されます。以下、公式サイトより引用させていただきます。
牛糞で清めたキャンバスに白い絵の具というシンプルな描画作法を堅持しつつも、大胆で緻密な構図はトライバルアートの枠を超え、コンテンポラリーの領域で語られることの多い彼らの作品。日本では、2019瀬戸内国際芸術祭秋会期で美術家・大小島真木との滞在制作(香川県・粟島)などで注目を集めてきました。
兄・トゥシャール・ワィエダ、弟・マユール・ワィエダは、幼い頃からジャングルを遊び場として、魚を網や罠で捕らえ、鳥をスリングショットで撃ち落とし、高木に登り果実を採取し、牛を放牧するなど、ワルリ族の昔ながらの暮らしを体験して育った最後の世代です。大都市ムンバイの大学で学ぶ一方で、自らの部族としてのアイデンティティに目を向け、その文化を発信することをライフワークと定め、制作を続けています。
近年では第10回アジア・パシフィックトリエンナーレ(オーストラリア)のほか、フランス、スイス、香港、ベルギーのギャラリーにて展覧会を開催。インド国内外を問わず活動の領域を広げています。またハンドメイドの絵本で知られるタラブックスより『the deep』『Tail Tale』を上梓し、ワルリ画を世界に発信しています。
壁画公開制作
8月19日(金)12時〜壁画完成まで
ワルリ画は、家の壁に神様を招く神殿を描くことを起源としています。3年ぶりの来日となる今回、ツォモリリ文庫内のW290cm×H250cmの壁での壁画公開制作に取り組みます。彼らの筆遣いを間近でご覧ください。
観覧無料(申込不要)
ワルリ画ワークショップ
ワイェダ兄弟(Tushar & Mayur Vayeda)といっしょにワルリ画を描いてみましょう。彼らが大切にしている森の文化も伝えます。描いたワルリ画は持ち帰ることができます。ツォモリリ文庫の浜尾和徳が通訳しますのでどんどん参加しよう!
開催日:8月20日(土)・21日(日*キャンセル待ち)・27日(土*キャンセル待ち)・28日(日 *キャンセル待ち)
時間:14:00~16:00
定員:各回10人程度 6歳未満の子供には付き添いが必要です
参加費:一人2000 円
予約制(下記、申込方法をご覧の上、ご予約ください)
ワィエダ兄弟×淺井裕介によるライブペインティング
ツォモリリ文庫ディレクションチームが主催する芸術祭「ウォールアートフェスティバル」で、ワルリ族の村の学校を舞台に2週間に渡る滞在制作を行なった美術家・淺井裕介。数年ぶりに再会する淺井とワィエダ兄弟が絵で対話します。
開催日:2022年9月4日(日)
時間:午後2時頃~午後6時頃(途中、休憩などをはさみながら行ないます)
参加費:一人1500 円
予約制(下記、申込方法をご覧の上、ご予約ください)
展覧会は9/26まで引き続き開催中なので、ご覧いただけます。
9/16~26はツォモリリマルシェも開催です。こちらも是非!
<会場>
ツォモリリ文庫 〒182-0002 東京都調布市仙川町1-25-4(京王線仙川駅より徒歩5分 せんがわ劇場向かい)
<申し込み方法>
ご希望のイベント名、氏名、連絡先(Eメールアドレス、電話番号)を明記の上、Eメールでツォモリリ文庫までお申し込みください。
お申し込み先:info@tsomoriribunko.com
<問合せ> Eメール info@tsomoriribunko.com / 電話 03-6338-1469
主催:NPO法人ウォールアートプロジェクト
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
引用元の公式情報はこちらから
http://tsomoriribunko.com/vayedabrothers_ancient_forest/
Profile
ツォモリリ文庫
「ツォモリリ」はインド農村部を舞台に芸術祭を開催してきた、ウォールアートプロジェクトがプロデュースするアートとインドの美しい手仕事たち。実際に北インド、ヒマラヤに囲まれた標高4000メートルにある湖の名前でもあります。その拠点が仙川にある「ツォモリリ文庫」です。文庫といっても本屋さんではありません。
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