もりのきこぽぅ

あたたかな「ぽぅ」でいっぱいの

ツォモリリ文庫

ツォモリリ文庫

「ツォモリリ」はインド農村部を舞台に芸術祭を開催してきた、ウォールアートプロジェクトがプロデュースするアートとインドの美しい手仕事たち。実際に北インド、ヒマラヤに囲まれた標高4000メートルにある湖の名前でもあります。

その拠点が仙川にある「ツォモリリ文庫」です。文庫といっても本屋さんではありません。手仕事を見ていると、現代に暮らす私たちと職人さんの時間の流れ方が違うことがわかります。幾世代にも渡り積み重ねられた「美の蓄積」は、まさに目に見えない書物です。そしてそれが人間本来の営みでもあると気づきます。そんな想いから「文庫」と名付けました。

ツォモリリ文庫では、手仕事ギャラリー「ツォモリリ」、アートスペース、DK(ダイニングキッチン)スペース、一坪ギャラリーの、4つの楽しみをご用意しております。スペースでは野菜たっぷりのベジスパイスカレー、チャイ、自家製スイーツもご用意しております。

夏のカレー(左)、イチジクのパイ(右)

私たちの取り組み

アート×学校×支援Wall Art Festival ウォールアートフェスティバル

インド農村部にある学校の、教室の白い壁に絵を描く芸術祭「ウォールアートフェスティバル」を始めたのは、2010年のこと。小さな村の学校は、教室の壁いっぱいにアートが出現することで、注目を集めました。今まで家の仕事を手伝わせていた親たちも子どもを絵のある学校に行かせようと、思い始めたようでした。新学期には、新入生がいつもより100人多くその学校に入学しました。

そんな私たちの活動を見て、先住民ワルリ族の年長者から「ウォールアートフェスティバル」開催のオファーがありました。自分が暮らす村にも、教育を普及させたい、と。自分たちの文化と土地を守り、アイデンティティを守るために、教育が大事だから、と。

こうして、毎年、インドで芸術祭を開催してきています。逆輸入の形で、日本の教育現場でも壁いっぱいにアートを繰り広げる「ウォールアートフェスティバル」を開催しています。

そのほかにも、noco project、EARTH ART PROJECT、Global Forest Meeting 世界森会議などの活動にも取り組んでいます。詳しくはこちらをご覧ください。
http://wallartproject.net/special/